AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンのテストステロンが5α-リダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロン(DHT)というホルモンに変わり、このジヒドロテストステロンが、毛母細胞の働きを抑えるたんぱく質を作り出すことによって起こります。プロペシアの薬用成分であるフィナステリドは、5αリダクターゼTypeⅡの働きを抑え、テストステロンがジヒドロテストステロンに変質するのを防ぐことによって、脱毛を防ぐ働きをします。
日本では、万有製薬(株)が2005年10月11日に厚生労働省から輸入承認を取得し、日本で初めての男性型脱毛症(AGA)用薬「プロペシア」として発売されました。なお、プロペシアは医療用医薬品であり、購入には医師の診断・処方が必要です。
プロペシア(フィナステリド)の副作用は多くはありませんが、勃起不全になる可能性が2~3%程度あります。 それ以外にも肝機能障害、じんましん、発疹、乳房の肥大などの症状がごくまれにあらわれることがあります。フィナステリド服用中に異常を感じた場合は、すみやかに服用を止めて、医師にご相談ください。
日本ではプロペシアという名前で発売されているフィナステリドは、抜け毛を抑え、AGA (男性型脱毛症)の進行を遅らせる効果があります。 通常、フィナステリド1mg含有のプロペシア錠剤を1日1錠服用しますが、必要に応じてフィナステリド0.2mg含有のプロペシア錠剤を服用する場合もあります。効果は早い人で3~4ヶ月後からあらわれ、遅い人では2年近く効果が出ないこともあります。 プロペシアの効果が確認できるまで、通常6ヶ月間は毎日服用を続ける必要があり、その効果を持続させるためにも毎日の服用が欠かせません。 ただし服用量を増やしても効果がアップすることはありませんので、服用に際しては医師の指示に従うようにしてください。また、プロペシアはAGA以外の脱毛症、未成年者や女性には効果がありません。
プロペシアの処方をご希望の方は、スキンサポートクリニックのカウンセリングをご予約ください。毛髪診断士が「毛根」「頭皮」「毛髪」の詳細なチェックを行い、抜け毛の状態を正確に把握した上で、育毛治療の一環として、医師がプロペシアを処方いたします。
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プロペシアによる育毛治療は継続的な服用によって効果があらわれます。3~6ヶ月間程度の服用をおすすめいたします。 なお、プロペシアと高濃度ミノキシジル育毛剤との併用でさらに高い効果をあげているケースもあります。 詳しくはスキンサポートクリニックにご相談ください。
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